【ポケモンGO】ハイパープレミアカップ最強10選【オススメ紹介・ハイプレ】
この記事では、ハイパープレミアで活躍できる、オススメのポケモンを紹介します。
ハイパープレミアとは、ポケモンGOのバトルリーグ、シーズン3から導入された「ハイパーリーグ版プレミアカップ」のこと。伝説・幻ポケモンが出場禁止されたハイパーリーグ。
まずは、アメXLが不要、または、アメXLが少量で済むポケモンでオススメ10選を紹介。
そして、番外編として、アメXLが必要だけど、非常に強力なポケモン達も紹介します。
育成済みの個体を流用する方も、新たに育成を考えている方も、参考になれば嬉しいです。
シーズン8終了時点(2021年8月末)で実装済みのポケモンや技の仕様で記載しています。
通常ハイパーの最強ポケモン10選
マスタープレミアの最強ポケモン10選
マスタークラシックの最強ポケモン10選
プレミアカップとは
リーグ | CP制限 | 種族制限 |
スーパー | 1,500以下 | 制限無し |
ハイパー | 2,500以下 | 制限無し |
ハイパー プレミア | 2,500以下 | 伝説・幻は禁止 |
マスター | 制限無し | 制限無し |
マスター プレミア | 制限無し | 伝説・幻は禁止 |
各リーグの「CP制限」と「種族制限」を表にまとました。シーズン2で実装されたプレミアカップを便宜上「マスタープレミア」とします。
新設されたのは「CPが2,500以下」&「伝説・幻が出場禁止」となる新しいプレミアカップ。
この新しいプレミアカップを「ハイパープレミア」と呼ぶことにします。ハイパープレミアが、通常のハイパーリーグと大きく違う点は「伝説・幻の出場禁止」ですね。
ハイパーリーグで覇権を取っていた「ギラティナ」「レジスチル」「クレセリア」の3匹はもちろ出場できません。
「レジスチル」や「クレセリア」は下降修正されたとは言え、まだまだ強いポケモン。これらのポケモンが不在だと、環境も変わってきます。
それでは、ハイパープレミアでオススメしたいポケモンを紹介していきます。
1位:ラグラージ
第三世代から「ラグラージ」です。説明不要のポケモンGOバトルリーグ界の主人公。
原作のルビー・サファイアで初登場時、可愛らしいミズゴロウが最終進化して、この姿になったときは、当時、とても驚きましたね。笑
全リーグで活躍可能なラグラージですが、1番活躍できるのが、このハイパーリーグでしょう。
タイプ・技ともに高性能
優秀な複合タイプで、弱点は草タイプのみ。ハイパー環境においては、ステータスも優秀です。
そして何より、ラグラージと言えば、
通常技「マッドショット」とゲージ技「ハイドロカノン」の組み合わせが強力。
「ハイドロカノン」の回転力の高さは、バトルの逆転勝ちには必須。ゲージ技を連発できるポケモンは本当に強い。
ゲージ技は「ヘドロウェーブ」もアリ
通常ハイパーにおけるラグラージのゲージ技は「ハイドロカノン」と「じしん」が定番でした。
しかし、ハイパープレミアにおいては、地面タイプの「じしん」ではなく、毒タイプの「ヘドロウェーブ」も候補としてはアリ。
「ギラティナ」や「レジスチル」など、「じしん」を撃つ相手が出場禁止のためです。
一方で、フェアリーや草に弱点を突いたり、ドラゴンに等倍で通る「ヘドロウェーブ」が欲しい場面がありそうです。
地面が有効な炎タイプや鋼タイプは、水タイプの「ハイドロカノン」でも押せますし。
結局どっちが良いのかという話ですが、最終的にはパーティ&環境と相談ですね。
自分は「じしん」を採用しています。
ハイパーリーグ採用率の最上位
過去のハイパーリーグで、採用率の最上位は
- ギラティナ(伝説)
- レジスチル(準伝説)
- クレセリア(準伝説)
- ラグラージ(通常)
でした。伝説が出場できない場合を考えると、ラグラージが採用率ナンバー1になります。
特に苦手とする「ギラティナ」と「クレセリア」が不在なのは、とても大きいと言えます。
その分、マークされるとは思いますが、それでも、かなりの活躍が期待できます。
2位:フシギバナ
初代から「フシギバナ」です。御三家の草タイプで、知ってる方も多い、有名なポケモン。
こう見えて、意外と素早さも高く、原作では「ねむりごな」や「やどりぎのタネ」に苦戦したプレーヤーも多いのでは。
第六世代では「メガシンカ」を習得し、ポケモンGOでもメガシンカできます。
つるのムチ&ハードプラントが強力
通常技「つるのムチ」とゲージ技「ハードプラント」のコンボが強力。「ラグラージ」ほどではないですが、回転率が凄まじいです。
メガニウムもしかり、ハードプラントを連打できるのは、この技構成を持つポケモンの強み。
「ラグラージ」などの水ポケモンをはじめ、技の通りが良い。「レジスチル」や「メルメタル」の鋼タイプの強ポケモンが出場禁止なのは、「フシギバナ」にとっても追い風ですね。
ただし、ゲージ技「ハードプラント」は特別な技(コミュニティデイ限定)のため、「すごいわざマシン スペシャル」を使うか、当該技を覚えている個体を交換してもらいましょう。
フェアリーや格闘にも強い
ラグラージに強いだけではなく、毒タイプも併せ持つため、フェアリーと格闘にも強い。
この2タイプは、「あまえる」&「カウンター」という、非常に強力な通常技が存在します。
フシギバナは、この2つの通常技に対して抵抗を持ち、対面で勝つことができます。ただし、「ドクロッグ」は除く。
これが草単タイプのメガニウムとの違い。
高いステータスを持ち、優秀な技にも恵まれ、環境トップの「ラグラージ」やフェアリー&格闘に強い点が「フシギバナ」の強さ。
3位:カイリュー
初代から「カイリュー」です。いわゆる600族のドラゴンポケモン。
初代の四天王、第二世代のチャンピオンである、ワタルの相棒として有名。カイリューといえば「はかいこうせん」の印象が強いですよね。
胃袋(いぶくろ)でゴリ押す
ご存知の方も多いと思うので、「胃袋」の由来などは割愛します。
基本的には、通常技「りゅうのいぶき」&ゲージ技「ドラゴンクロー」のコンボでゴリゴリ削っていく戦い方になるでしょう。
また、2つ目のゲージ技は、フェアリータイプに等倍で通る「ぼうふう」が最有力かと思います。
もし、コミュニティデイで進化させた個体をお持ちの方は、大きな一撃を放てる「りゅうせいぐん」を候補に入れても面白いかと。
優秀なドラゴンタイプ
氷やフェアリータイプにさえ注意すれば、メジャーなタイプには抵抗を持つため、前述の通り「りゅうのいぶき」でゴリ押せます。
ラグラージやフシギバナはカモにできるので、ゲージを貯めながら、一方的に倒せます。
ハイパーリーグでは脆いので注意
「カイリュー」は最大CPが高いポケモン。
そのため、CPが制限されたリーグに出場するためには、CPを抑えないといけないため、マスターリーグほどの高水準になりません。
CP制限の影響を受けて、耐久面が脆くなるので、ご注意ください。
4位:カイリキー
初代から格闘タイプの「カイリキー」です。
原作では通信交換で進化する、ワンリキーの最終進化系。特性「ノーガード」による「ばくれつパンチ」は強力でしたね。
ポケモンGOでは、初期の頃から、ジムバトルやレイドバトルで活躍し、今ではPvPでも大活躍中。
環境に刺さる格闘タイプ
とにかく、格闘タイプは刺さります。
少しだけ、例をあげると、
鋼タイプ
「マッギョ(ガラル)」や「エンペルト」など。
氷タイプ
「ユキノオー」や「ラプラス」など。
悪タイプ
「ブラッキー」や「タチフサグマ」など。
ノーマルタイプ
「カビゴン」や「タチフサグマ」など。
ハイパー環境でよく見かけるポケモンですよね。カウンターの通りが良いので、かなり有利に戦えると思います。
なお、弱点を突けなくとも、カウンターが等倍で入る相手であれば、対等に戦えます。
優秀なゲージ技「いわなだれ」持ち
「いわなだれ」は、ポケモンGOにおける優秀なゲージ技の1つでしょう。この技を覚えるポケモンって、強いイメージありませんか?
特に、カイリキーの場合、苦手とする飛行タイプに抜群で入るため、非常に優秀。
よって、定番ではありますが、技構成は「カウンター」&「クロスチョップ」&「いわなだれ」で決まりでしょう。
初期からプレイしているユーザであれば、カイリキーはゲット済みだと思うので、是非使ってみてください。お手軽だけど、超強いです。
シャドウがおすすめ
少し厳選が難しいですが、カイリキーはシャドウがおすすめです。攻撃力をアップさせたシャドウカイリキーは、出し負け時の引き先ポケモンとして、かなり優秀。
通常技「カウンター」の連打でもダメージを稼げますし、ゲージ技が格闘&岩の組み合わせのため、相手からすると非常に受け辛い存在です。
ハイパープレミアで引き先ポケモンに迷ったら、シャドウカイリキーを一度お試しください。
5位:キングドラ
第二世代から「キングドラ」です。シードラが金銀でさらに進化した、貴重な水・ドラゴン。
原作では、特性「すいすい」によって、雨パーティのエースとして君臨。
優秀な水・ドラゴンタイプ
原作同様に、飛び抜けたステータスではないですが、バランス重視の安定型。そして、弱点はフェアリー・ドラゴンの2タイプだけ。
最大CP的にもハイパーリーグ向きです。
通常技「りゅうのいぶき」でゴリ押す
カイリューやディアルガなどのドラゴン族と同じく、キングドラの立ち回りも「りゅうのいぶき」によるゴリ押しが基本形です。
鋼やフェアリーは苦手ですが、高速で削り性能が高いため、使い勝手は良い。
ゲージ技「オクタンほう」が強力
ゲージ技は「オクタンほう」と「げきりん」が定番ですが、この「オクタンほう」が強力。
50%の確率で攻撃を2段階下げる効果があるため、相手にすると非常に厄介な技です。攻撃力を下げるだけで有利になりますからね。
下げられた側からすると、萎えますが。笑
6位:ドクロッグ
第四世代から「ドクロッグ」です。
目立たないポケモンと思われがちですが、公式大会であるWCS2009では、当時世界チャンピオンの草薙昨日選手(日本代表)が使用して、世界の頂点に君臨したポケモン。
気になる方は「ドクロエンペ」で調べましょう。
スーパーリーグでも見かけるドクロッグですが、ハイパーリーグでも強い。
通常技「カウンター」の使い手
ドクロッグの通常技は「カウンター」です。
ポケモンGOのバトルにおいては、非常に使いやすい技として有名ですね。
ハイパーリーグでは、ラプラス、カビゴン、マッギョ(ガラル)、ブラッキーなどに抜群を取れる点を含め、通りが良い格闘タイプの技。
2ターン技と呼ばれる、発動が速い通常技なので、操作的な意味でも使いやすい。
ゲージ技も使いやすい組み合わせ
ドクロッグのゲージ技は「どろばくだん」と「ヘドロばくだん」で決まりでしょう。
どちらも決して発動が速いとは言えないけど、通常技「カウンター」と合わせて、それなりに相性を補完できる優秀なゲージ技。
きついのはゴースト単体くらいで、かなりのポケモンと対等に戦えます。
育成にアメXLが必要になった
以前(最大PL40)であれば、個体値MAX(15-15-15)で良かったドクロッグ。
2020年12月のPL50までの開放により、理想的なドクロッグ(SCPが高い)を使いたい場合は、攻撃が低い個体を用意して、さらにアメXLで強化する必要があります。
ただ、私は理想個体に拘る必要は無いと思っているので、既に育成したドクロッグ(PL40時代)がいる場合は、それを使って良いと思います。
まだドクロッグを育成してない方は、攻撃が低い個体を厳選&アメXLで強化して、SCPが高いドクロッグを準備してみてはいかがでしょうか。
7位:ラプラス
初代から「ラプラス」です。
ポケモンGO初期において、もっともレアリティが高いポケモンだったでしょう。
「ラプラス」をゲットするために、お台場で張り込むユーザが居たり、その様子がニュースになったりと、色々ありましたね。
原作の初代は氷タイプ(というか「ふぶき」という技)が強かったですね。コイツの場合は耐久も高く、10万ボルトまで撃てました。
高水準な優秀な水・氷タイプ
ポケモンGOの対戦(PvP)において、強さの指標とある数値に「SCP」というものがあります。
これはゲーム上で表示されている「CP」と似ているのですが、「CP」と違って、「SCP」はゲーム内で確認することができません。
詳しい説明はしませんが、「SCP」は、原作でいう「個体値」「種族値」「努力値」のように、ユーザ側が定義した言葉だと思ってください。
そして、「SCP」はポケモンGOの対戦における強さの指標になります。
長くなりましたが、ハイパープレミア環境において、実装済み&PvP向きのポケモンに絞ると、ラプラスのSCPは、なんと3位です。
ラプラスより上は、「ブラッキー」と「バルジーナ」しか居ません。奇しくも悪タイプ2匹。
ラグラージやカイリューとは有利に戦える他、苦手な草タイプに対しても氷タイプが抜群で刺さります。一方的に負けるわけではなく、草タイプ相手でも、そこそこ戦えるのも強い。
通常技&ゲージ技もそこそこ優秀
私が使うのであれば、通常技は「こおりのつぶて」、ゲージ技は「なみのり」と「れいとうビーム」にするでしょう。
御三家のような強力な組み合わせではないですが、ダメージ・回転力ともに優秀です。
ただし、少し障壁もあります。
「こおりのつぶて」と「れいとうビーム」が、いずれも「レガシー技(特別な技)」です。
これらの技を持ってない場合は、「すごいわざマシン」を使う必要があります。
妥協点としては、「れいとうビーム」を、「ロケットずつき」で代用することですかね。
必要ゲージ量が多いのが難点ですが、追加効果で防御をアップできる点、水タイプ同士の対面で有利になる点はメリットかと思います。
アメXLで強化せずとも強い
ラプラスは、PL41以上開放により、アメXLで強化できるようになりました。
強化できると言っても、わずかですが。
しかし、安心してください。
ラプラスもドクロッグと同じです。
無理に再厳選&アメXLで強化する必要はありません。PL40時代の育成済みラプラスを持っている方は、そのまま流用でも十分戦えます。
8位:カビゴン
初代から「カビゴン」です。マスタープレミアでもオススメにランクインさせましたが、ハイパープレミアでも活躍が期待できます。
個人的には寝転んで欲しいです。直立しているカビゴンは少し違和感があります。笑
原作の第二世代では、対戦環境のトップに君臨していたカビゴン。ポケモンGOでも強いです。
困ったときの交代先として優秀
格闘タイプ(カウンター持ち)が、どれほど流行るかによりますが、弱点が少ないノーマル単体のタイプのため、困ったときの交代先(クッション)として優秀です。
ラプラスの項で述べたSCPですが、カビゴンはラプラスに匹敵するくらい、高い指標です。
技構成は、通常技「したでなめる」とゲージ技「のしかかり」は確定でしょう。
これまで、2つ目のゲージ技は「じしん」が多かった印象ですが、「カビゴン」同士の対面を考えると「ばかぢから」が最有力かな。
フェアリータイプに抜群を突ける「ヘビーボンバー」でも面白そう。
自分が使うなら「ばかぢから」にします。
シャドウがオススメ
カビゴン自体が珍しいポケモンでないので、シャドウ化したカビゴンを持っているプレーヤーはさらに少ないかと思います。
ですが、もし、シャドウ化カビゴンを持っていれば、積極的に使って欲しいです。
シャドウは耐久を下げるかわりに、攻撃力を上げるわけですが、「のしかかり」のダメージが増えるのが非常に大きいです。
非シャドウ時は不利だった対面(例えば「対ニョロボン」など)も、シャドウだと勝てます。
9位:リザードン
初代から「リザードン」です。大人気ポケモンの一角、色違いもカッコ良くて、黒いリザードンも人気ですよね。
ポケモンGOにおいては、進化前のヒトカゲの「コミュニティ・デイ」が2回も開催されました。その結果、「りゅうのいぶき」と「ブラストバーン」の2つの特別な技を持っています。
よく見かけるポケモンに強い
リザードンは、ハイパープレミアでよく見かける「フシギバナ」「ユキノオー」「シュバルゴ」「ピクシー」などに強く出れます。
後追いでリザードンを出すか、上手く対面させるように立ち回りましょう。
ただし、飛行タイプを併せ持つため、氷技を半減できない点は注意。特に「キュウコン(アローラ)」には、返り討ちにあうこともあります。
通常技は迷いどころ
リザードンのゲージ技は「ブラストバーン」と「ドラゴンクロー」で確定でしょう。
ただし、通常技は選択肢が多く、迷いどころ。
候補は、炎タイプの「ほのおのうず」、ドラゴンタイプの「りゅうのいぶき」、ひこうタイプの「つばさでうつ」です。
赤字は特別な技になりますので、習得するのは難しいのが悩みどころ。
役割やパーティーと要相談ですが、ラグラージ、カイリュー、キングドラあたりに強くしたい場合は「りゅうのいぶき」を推奨。
10位:トゲキッス
第四世代から「トゲキッス」です。
可愛らしい見た目とは裏腹に、原作でも大暴れしている、元祖・鬼畜ポケモン。
マスタープレミアに引き続き、ハイパープレミアでもオススメ。私がトゲキッス信者なので、多少、贔屓目かもしれませんが。
通常技「あまえる」で削りまくる
マスタープレミアなどの過去記事でも、既に散々書いていますが、フェアリータイプの通常「あまえる」が強力。
今回のハイパープレミアでも、通常技で削るのが基本的な戦い方になると思います。
ゲージ技は発動が早くタイプ一致の「つばめがえし」と、バフ効果(能力上昇)が狙える「げんしのちから」が良いかなと思います。
炎技の「かえんほうしゃ」を撃つ相手となる鋼タイプは減少すると思いますし、対面しても引く方が良いでしょう。
「レジスチル」が不在で追い風
トゲキッスを受けに来るポケモンの代表格で、かつ、ハイパーリーグ最強ポケモンの一角である「レジスチル」ですが、プレミアカップということで出場できません。
これはトゲキッス側からすると追い風。
これにより、上記の「あまえる」連打が、さらに通りやすくなります。
「ラスターカノン」&「きあいだま」が両方とも下方修正されたとは言え、レジスチルは、まだまだ強いポケモンですからね。
なので、この「レジスチル」が出場できないのはホントに大きい。次点でいうと、「メルメタル」の出場禁止も、同じように恩恵を受けます。
ただし、「エンペルト」「マッギョ(ガラル)」「エアームド」あたりの強力な鋼ポケモンには気をつけましょう。
番外1:デンチュラ
第五世代から「デンチュラ」です。
虫と電気の複合タイプの珍しいポケモン。
当時の原作ではあまり活躍していたイメージが無いけど、ポケモンGOでは大出世。
PL50開放でハイパー環境に進出
これまでデンチュラはスーパーリーグを主戦場としていて、わりと多く見かけました。
2020年12月のPL50開放で、個体値MAXを最大PL50まで強化すると、最大CP2494がとなり、ハイパーリーグの制限値であるCP2500に限りなく近くなります。
そして、ハイパーリーグに進出して来ました。
このデンチュラ以降の番外編のポケモン全般に言えますが、アメXLが大量に必要なので、育成が難しいのでご注意ください。
通常技&ゲージ技とも優秀で高回転
通常技である「ボルトチェンジ」は、4ターン技と言われる発動が遅い技なので、使い辛さはあるけど、ゲージのチャージが優秀。
ボルトチェンジをたった3発で、ゲージ技「とびかかる」と「ほうでん」が撃てます。
「とびかかる」がイヤらしい
ゲージ技「とびかかる」は相手の攻撃を確定で下がることができます。
非常にイヤらしい技ですね。
「ラグラージ」や「マッギョ(ガラル)」などのタイプ的には不利な相手だったり、もしくは、有利な相手にシールドで防がれたとしても、攻撃をダウンさせて、一矢報いることが可能。
相手にすると、ホントに厄介です。
番外2:ナットレイ
第五世代から「ナットレイ」です。
第七世代で「カミツルギ」が現れるまでは、唯一の複合タイプだった草・鋼の珍しいポケモン。
鈍足・高耐久の高性能なポケモンで、原作の第五世代では、シングル、ダブルともに大活躍。
同世代のブルンゲルとのコンビは「ナットゲル」と呼ばれて、その名が広まりました。相性補完に優れた組み合わせ。
当時の私もそうですが、相手のナットレイを倒すために、自分のナットレイに「めざめるパワー炎」を仕込んだ方も多いでしょう。
唯一無二の草・鋼タイプ
現時点のポケモンGOにおいては、唯一無二の「草・鋼」タイプ。炎が二重弱点、そして、カウンター持ちにも弱点を突かれます。
その一方で、多くの抵抗を持つ。氷技で弱点を突かれない草タイプ、また、地面技で弱点を突かれない鋼タイプの強さが分かります。
ポケモンGOでは耐久寄り種族値のポケモンが非常に強い傾向にありますよね。
ナットレイも例外ではありません。優秀な複合タイプ&高耐久がナットレイの強さ。
2つ目のゲージ技が悩みどころ
通常技は「タネマシンガン」の一択。
ゲージ技ですが、草タイプの「パワーウィップ」は確定。2つ目のゲージ技は、鋼タイプの「ミラーショット」、「ラスターカノン」、電気タイプの「かみなり」あたりから選択。
必要ゲージが少なく、30%で攻撃をダウンさせる「ミラーショット」が使いやすい。もしくは、リザードン・エアームドあたりに抜群を突ける「かみなり」も良さそうです。
対Aキュウコン、対フシギバナを考えると、最終的に「ミラーショット」が良いかと思います。
番外3:ブルンゲル
第五世代から「ブルンゲル」です。
図鑑の説明文が怖いことでも有名。前述したように、ナットレイの相方と呼べるポケモン。
原作のダブルバトルでは、トリックルーム要因でありながら、「しおふき」を撃つことで、アタッカーにもなれる強力なポケモンでした。
高耐久のゴーストタイプ
ナットレイのところでも書きましたが、防御寄りの種族値であるため、ブルンゲルも非常に強い部類に入ります。
メジャーな草、電気あたりに弱点は突かれますが、PvPでは非常に多いカウンター(格闘)に抵抗を持つ点が優秀。
カイリキー、ドクロッグ、ラプラス、シュバルゴあたりに強く出れます。シールドを張り合えば、ラグラージやカイリューにも勝てます。
通常技もゲージ技も優秀
ブルンゲルは優秀な技を多く習得します。
通常技は、水タイプの「あわ」、ゴーストタイプの「たたりめ」です。役割やパーティーと相談になりますが、ゲージのチャージ量が多い「たたりめ」がオススメ。
ゲージ技は、ゴーストタイプの「シャドーボール」は確定でしょう。残りは、水タイプの「バブルこうせん」と氷タイプの「れいとうビーム」から選択。ハイパー環境では「バブルこうせん」が良いと思います。
「バブルこうせん」は必要ゲージが少なく、ブラフとしても使いやすい。
そして、シールドされても、確定で攻撃をダウンさせることができるので優秀です。
番外4:マッギョ(ガラル)
第五世代の「マッギョ」が、第八世代でガラル地方の姿に変化したポケモン。
ブラック・ホワイトで初登場したときは、ネタ枠のポケモンだと思っていたのに、ポケモンGOでは大出世。スーパー、ハイパーともに猛威を振るうポケモンです。
やっぱり鋼ポケモンは強い
原作においても、ポケモンGOにおいても、鋼タイプは大正義。やっぱり強い。ドラゴンやフェアリーをはじめ、多くのタイプに抵抗を持つ。
メジャーは水や格闘に弱点を突かれるとは言え、地面・鋼は超優秀です。
平均以下のステータスではありますが、HPが高く、どちらかと言うと防御寄りの種族であるため、ポケモンGOでは強い存在。
PL50で最大CPが2445と、ハイパー環境に最適。そのかわり、アメXLによる育成は大変です。
技構成が超優秀
マッギョ(ガラル)の技構成は、「マッドショット」「じしん」「いわなだれ」で確定。
「マッドショット」はゲージ蓄積が優秀な通常技。同じ通常技を持つラグラージが強いので、その理由も納得でしょう。
そして、タイプ一致のゲージ技「じしん」はもとより、岩タイプの「いわなだれ」も超優秀。発動が早く、飛んでいる飛行タイプに抜群を突けるため、使い勝手は非常に良いです。
ここまで優秀な技の組み合わせを持つポケモンは、他に居ないのでは。
番外5:キュウコン(アローラ)
初代の「キュウコン」が、第七世代でアローラの姿に変化したポケモン。
美しい姿。
原作では、特性「ゆきふらし」で天候を「あられ」に強制的に上書きし、「ふぶき」や「オーロラベール」で活躍しましたね。
最大CPが2610と、制限値2500に近いことから、ハイパーリーグでも活躍が期待できます。
パワーで押す、甘える型
キュウコン(アローラ)の通常技は、フェアリーの「あまえる」と、氷の「こなゆき」がありますが、まずは前者の「あまえる」から紹介。
トゲキッス、ピクシー、プクリンが習得する、ポケモンGOでは説明不要な強力な通常技。
あまえるのゴリ押しだけでも、相手に大きなダメージを与えることができます。
通常、あまえる型のポケモンは、ゲージが溜まりにくいため、ゲージ技を撃ち辛い傾向にあります。しかし、キュウコンの場合は「ウェザーボール」を持っているため、あまえる型でもゲージ技を撃ちやすいのが特徴。
私の場合、あまえる型で運用する場合は、ゲージ技は「ウェザーボール」と「サイコショック」にしています。
回転力で押す、こなゆき型
続いて、通常技で「こなゆき」を使う場合。
この場合、ゲージ技は「ウェザーボール」と「マジカルシャイン」をオススメします。
基本的には「ウェザーボール」の連打がメインになると思いますが、大ダメージを期待できる「マジカルシャイン」も、あまえる型よりは撃ちやすいかと。
「こなゆき」&「ウェザーボール」の組み合わせは非常に強力で、タイプ的に苦手なリザードンでさえも、対面で打ち勝つことができます。
これは凄いですよね。リザードンを使う側の方は、そのあたり注意しましょう。
番外6:ファイアロー
第六世代から「ファイアロー」です。初代で言う「ピジョット」的なポジション。
原作では、物語の序盤でゲットできる鳥ポケモン、いわゆる「序盤鳥ポケモン」です。
序盤鳥ポケモン系統では、歴代最強。
隠れ特性「はやてのつばさ」は、飛行技が先制(優先度+1)になるというもの。
「ブレイブバード」や「はねやすめ」を先制で使用できるという、壊れ具合。そのため、後続の作品では、弱体化されます。
そんな原作でも強ポケモンだったファイアロー、ハイパーリーグで使用するためには、アメXL強化が必要ですが、かなり強いです。
超強力だが、少し癖がある技を持つ
今現在、ファイアローの技構成は、通常技「やきつくす」、ゲージ技「ニトロチャージ」&「ブレイブバード」が定番でしょう。
「やきつくす」はコミュニティデイで習得した限定技。威力・ゲージのチャージ量ともに優秀です。その反面、5ターン技という、硬直が長い技なので、初めてだと使い辛いかも。
ゲージ技の「ニトロチャージ」は、発動後に必ず攻撃力がアップするので、「やきつくす」のダメージ量をさらに増やすことができます。
2つ目のゲージ技「ブレイブバード」は、防御力ダウンのデメリットがありますが、高威力の技。等倍であれば、苦手な「ラグラージ」であっても、大ダメージを期待できます。
攻撃力をアップして無双を狙う
前述した通り、「ニトロチャージ」は必ず攻撃力がアップする技なので、無双に向いています。
シールド2枚を控えのファイアローに温存し、ニトロチャージで攻撃力をアップし続け、通常技を連打していきましょう。
バトル終盤で、苦手なタイプと対面しても、攻撃力を上げた「ブレイブバード」で返り討ちも可能です。立ち回り次第ではありますが。
草・鋼・フェアリーに強い
強力なゲージ技「ハードプラント」を持つ草タイプ御三家、そして、強力な通常技「あまえる」を持つフェアリータイプに、基本的に強い点が評価できます。
今回はハイパープレミアの話になるので、対面することは無いですが、準伝説の「レジスチル」にも強い。ファイアローを育成しておけば、通常ハイパーでも運用してみてください。
番外7:ニョロトノ
第二世代から「ニョロトノ」です。ニョロモ系統の最終進化系の1つ。
ハイパー環境では、もう片方のニョロボンも優秀ですが、ニョロトノはさらに優秀。
原作では、第五世代で隠れ特性「あめふらし」を得て、メジャーポケモンに昇格。これまではカイオーガ限定だった、天候を雨にする強特性。
雨パの始動要員にとどまらず、自身でハイドロポンプを撃ったり、アンコールや手助けなどでサポートもできるため、非常に強いポケモン。
ポケモンGOでは、ゲージ技「ウェザーボール」の習得と、アメXLによる強化で、一気に環境トップまで上り詰めました。
高回転の「ウェザーボール」が強力
まず、通常技「マッドショット」を持っているため、ゲージの蓄積が早い。そして、新たに習得したゲージ技「ウェザーボール」はゲージ消費量が少ないため、超高速で連打できます。
ハイドロカノンほど威力はありませんが、ゲージ消費量ではウェザーボールのほうが軽いため、連発が凄まじい。これが非常に強力です。
通常技・ゲージ技とも優秀であるため、初心者の方でも扱いやすく、オススメです。
高水準の水タイプ
ポケモン界では優秀とされている水タイプ。そして、SCP(ポケモンGOでの強さを表す数値)が高いポケモンであるため、先に説明した技の優秀さを抜きにしても、スペックが高い。
ハイプレ環境で、よく見かけるポケモン(PvP向き)に絞れば、SCPは十分上位と言えます。
2つ目のゲージ技は?
ニョロトノを育成するにあたり、悩みポイントになるのは、2つ目のゲージ技でしょう。
「ふぶき」と「じしん」があり、どちらを使うべきか。しかも、「じしん」はレガシー技であるため、今から習得させるためには「すごいわざマシン スペシャル」が必要です。
こういうと元も子もないですが、パーティーや環境で決めるのが良いでしょう。
どちらを選択しても、メリット・デメリットがあるので、まずは簡単に習得できる「ふぶき」で運用してみて、「じしん」が欲しい場面が多かったら、「じしん」型も用意してみては。
ちなみに、私がどちらか1つをオススメするとしたら、圧倒的に「じしん」です。ニョロトノ同士、後はブルンゲルに撃てるため。
終わりに
ということで、ハイパー版プレミアカップで活躍が予想されるオススメのポケモンでした。
原作と同様に、ポケモンGOの対戦(PvP)も、ポケモン単体で強弱を語ることはできません。環境の流行、パーティー構成、技構成も重要。
ただ、パーティーの軸にするポケモンや、使ってみたいポケモンの参考になれば幸いです。
それでは。