【セトリ・レポ】上國料萌衣 卒業コンサート・アンジュルム 2025春「桜梅桃李」FINAL ~お先はまっキラ!~【6/18横浜アリーナ】

2025年6月18日(水)、上國料萌衣さんの卒コン「アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春 「桜梅桃李」上國料萌衣 FINAL ~お先はまっキラ!~」が横浜アリーナで開催されました。
この記事ではセトリをまとめます。
ハロプロの2025秋ツアーの日程が発表され始めました。以下の記事で、全グループの日程を分かりやすくまとめています。ぜひ参考にしてください。
セトリ
- 次々続々
- 地球は今日も愛を育む
- Uraha=Lover
- ハデにやっちゃいな!
- ミステリーナイト!
- VTR1:オープニング
- MC1
- アンドロイドは夢を見るか?【新曲】
- RED LINE
- 涙は蝶に変わる
- 愛・魔性
- うわさのナルシー
- ダンスパフォーマンス
- VTR2:高尾山登山
- 大器晩成
- SHAKA SHAKA TO LOVE
- ええか!?
- ライフ イズ ビューティフル!
- 初恋、花冷え
- 忘れてあげる
- MC2
- 人生、すなわちパンタ・レイ
- 汗かいてカルナバル
- 美々たる一撃
- アイノケダモノ
- ドンデンガエシ
- 友よ
- VTR3:上國料萌衣へ送辞
- MC3:上國料萌衣より手紙
- 帰りたくないな。@上國料ソロ【EN】
- 交差点【EN】
- MC4
- 光のうた【EN・新曲】
- MC5
- 愛すべきべき Human Life【EN】
- 最後の挨拶&場内一周【WEN】
卒業ライブの雑感
アクアブルーの海に、心ごと飛び込む

横浜アリーナに広がるアクアブルーの光。
この時点で、高揚感がヤバい。
始まりは、やっぱり「次々続々」でした。
かみこの原点にして、ここから始まったすべてを再確認させる選曲ですね。
イントロが流れた瞬間、体が熱くなる。
空気が一変したと言うんでしょうか。
序盤から川名さん&平山さんの力強いボーカルが、すでに「次のアンジュルム」を照らし始めているのを感じて、胸がじんわりしました。
笑顔と絆が交錯する、最高のチーム

「SHAKA SHAKA TO LOVE」では、上國料さんが「みんなずっと大好きだよ!」と叫んで、客席に笑顔が一気に広がる。
そして、続く「ええか!?」では全員が無邪気に弾け、その後の「ライフ イズ ビューティフル!」では「オフはあってもなくても、お先はまっキラ!」と橋迫さんが締めます。
この一体感が、まさにアンジュルムを体現。
本編の終盤、「美々たる一撃」「アイノケダモノ」「ドンデンガエシ」の畳みかけも最高。
今日は、終始、橋迫さんのギラギラした視線に痺れて、完全に魂ごと持っていかれました。
「友よ」のその先にある景色
本編ラスト曲は「友よ」。
メンバーが肩を寄せ合ったり、背中合わせで手をつなぎ、そして抱きしめ合う。
その一瞬が尊すぎて、ずっと頭から離れず。
そんな中、最後まで感動の路線で終わるのかと思いきや、唐突に始まる、エアドラム、エアギター、パントマイムのアンジュルムショー。笑
上國料さんが加入時(先輩と初対面時)に、無茶振りで披露させられた件の再現と思われます。
特技はドラムが少し叩けます。
じゃあ、ちょっと、エアーでやってもらっていい?
これが約9年の時を経て、横アリで見れるとは。
エモすぎて、笑い泣き。
9年前の映像(無茶振りのエアードラム)は、ハロステで公開されています。以下からどうぞ。そのまま再生を押すと、当該シーンから視聴できます。
そして、「笑顔で送りたい」という思いからなのか、送辞はいつものMCではなく、VTRでした。
静かに、でも、しっかりと愛を伝えるこの演出が、本当に美しかったですね。
帰りたくないな。あふれた9年半の想い

アンコールの呼びかけに応えて現れた上國料さんは、白く輝くドレス姿でひとり登場しました。
「帰りたくないな。」を涙をこらえながら歌い上げたとき、ヲタクも涙が止まらなかった。
手紙では「どの時代のアンジュルムも、全部大好きでした!」と何度も言ってくれて、過去の全ても愛してくれていたことが何より嬉しかったですね。
その後ろ姿が、まるで「次はみんなの番だよ」と背中で伝えているようで、胸が熱くなりました。
交差点から、未来へ。バトンは渡された

「交差点」のイントロが流れた瞬間、会場中が静かに震えたような感覚になりました。
歴代の卒コンでは本編で披露された曲ですが、今日の上國料さん卒コンではアンコール曲で。
白い衣装を纏った後輩8人が、輪になって歌う姿。
伊勢さんと川名さんが引き継いだ歌割りが刺さりすぎて、息をするのも忘れていたかもしれない。
川名さんの歌声を、上國料さんが全身で浴びるように見つめていた姿が焼きついて離れない。
その後の「光のうた」では、ヲタクルムの歌声が会場を包み込んで、会場全体が1つに。
何物にも代えがたい、唯一無二の瞬間でした。
アンジュルムという「愛の循環装置」
「愛すべきべき Human Life」では、観客全員が「お先はまっキラ!」の紙を掲げた。
一瞬、何のことかと思いましたよね?
どうやら、上國料さんへのサプライズではなく、上國料さんからのサプライズだった模様。
次のアンジュルム(後輩)の未来も、まっキラ!
という後輩へのメッセージだったんですね。
卒業のその時まで、主賓である自分ではなく、アンジュルムのことを想っていて、全米号泣。
上國料さんから、たくさんの愛を受けた現メンバーは、この先で加入するであろう、まだ見ぬ後輩メンバーに対して、その愛を注いで行くでしょう。
アンジュルムって、愛の循環装置ですね。
しかし、かみこ本人が、サプライズの段取りを忘れてたのが「かみこらしくて」笑いました。
これこそ、伝家の宝刀、かみこ節。
最後は、メンバーだけでなく、スタッフやヲタクの名前まで流れるエンドロール。
ステージは一人で作ってきたものじゃない、「みんなの愛があって初めてアンジュルムがあるんだ」と、改めて思った幕でした。
大好きは続く、卒業ではなく始まり

この日、何度も聞いた「大好き」という言葉。
それは、上國料さんからだけじゃなく、メンバー、一人ひとりのパフォーマンスや言葉、眼差しからも確かに感じられました。
後藤さん&下井谷さんの成長、為永さんの吸引力、橋迫さんのキレと存在感、松本さんの完成度と高さ、歌の要である平山さん&川名さん、伊勢さんの覚悟と芯の強さ。
みんなが、ちゃんと未来を見てる。
ゆえに「お先はまっキラ!」と言い切れる。
後輩メンバーの個別感想
評論家でも何でもない、ただのヲタクの感想。
伊勢鈴蘭さん

芯の強さが光る新リーダー
今では、歌に、ダンスに、グループを引っ張る存在であることは言わずもがな。
今日のライブで、誰よりも落ち着いた眼差しを向けていたのが伊勢さんだったと思います。
加入当時の末っ子ではなく、「グループを引っ張っていく」という覚悟が感じられて、表情や立ち姿すらも引き締まったパフォーマンスでした。
歴史を引き継ぎつつも、開拓して欲しい
和田さんの時代を知る唯一のメンバー。
歴代リーダーの想いを引き継ぎつつも、伊勢さんの色でチームを開拓して欲しいです。
先日のかみこ卒業特番でも、想いの強さがハッキリと分かったし、我々ヲタクは付いていくだけ。
失礼な輩には「うるせえ!」と言ってこう。
ココ最近のアンジュは「BIG LOVE」の傾向が強いけど、私は、かつてのスマ~アンジュ初期の頃の「反骨精神」や「反体制」の気質も好きです。
信念&芯の強さを持ったステキな新リーダーに、自然と期待と信頼を寄せたくなりました。
時代は変われど、次のアンジュも楽しみ。
橋迫鈴さん

過去の最高を塗り替えるステージ
今日は特に、橋迫さんのダンスで、一気に空気が変わった瞬間が何度もありました。
ギラついた目線と研ぎ澄まされた表情。
過去の最高を更新したパフォーマンスでした。
鋭さとユーモアのギャップ、橋迫鈴という才能
ジャンケン煽りや「オフはいるか問題」で会場を沸かせる姿は、まさにアンジュの遊び心担当。
でも、その裏には、前述の通り、研ぎ澄まされたパフォーマンスがありました。
これからのアンジュルムで、より一層、存在感を増していくはずです。超期待。
川名凛さん

アンジュルム新時代の扉
「交差点」でかみこパートを引き継いだ川名さんの歌声は、本当に美しかった。
声の強さ、言葉の乗せ方、込められた想い。
私たちも負けないよ~♪
この大きな節目に、重みのあるパートを任されることの意味を、きっと川名さん自身もしっかりと受け止めていたのだと思います。
その笑顔には、寂しさやプレッシャーよりも「アンジュルムのバトンをちゃんと受け取るよ」という前向きな決意が滲んでいて、胸が熱くなりました。
このシーンこそ、
間違いなく、今日のMVP
多くのヲタクルムが、そう思ったはず。
真の要になる、その存在感
どの曲でもバチッと決めてくれる川名さんの存在は、今のアンジュルム、今後のアンジュルムにとって、本当に大きいと感じました。
安定感があり、表情にも、声にも引力がある。
桜梅桃李のツアー初日でも感じたけど、間違いなく中心メンバーになるでしょう。
為永幸音さん

表現者としての引力
感情憑依型お姉さん。
為永さんの魅力は、感情の乗せ方。
曲が始まると表情が変わり、その世界に生きる登場人物のように振る舞うところ。
前髪を切って、雰囲気を変えていた気がするけれど、それも含めて「惹きつけ力」が半端なかった。
距離の近さが、グループを深くする
上國料さんとの関係性について「家族のような存在だったから、時に強く当たってしまった」と語っていた為永さん。
そんな風に、ぶつかり合える関係性が築けていたのは、為永さんの人柄と信頼感があってこそ。
サブリーダーという新たな肩書きも、きっと楽しみながら、しっかり務めてくれると思う。
松本わかなさん

圧倒的わかにゃクオリティ
とにかく可愛い。
でも、可愛いだけじゃ終わらない。
ブレない歌声、ステージングの強さ、凛々しさ。
加入当初から歌が上手かったけど、今の松本さんは「外す不安すら感じない」ほどの安定感ある。
「交差点」の歌い出し、とても綺麗でした。
川名さんと同じくして、チームの要の人。
かわむーイズムを継ぐ者
ふとした瞬間に「かわむーぽさ」を感じる。
湧き出る笑顔に、先輩からのバトンが、しっかりと繋がっているのを感じます。
コールや煽りも丁寧で、竹内さん&佐々木さんとはまた違う感じで良いですよね。
バブみ全開の笑顔も癒やしです。
平山遊季さん

今、一番目を奪われる表現者
ステージ上で、視線が自然と吸い寄せられる。
そんな圧倒的な存在感を放っていたのが平山さん。
表情、動き、声の乗せ方、どれもが洗練されていて、まさに心を奪われるパフォーマンスでした。
イケメンさ、セクシーさ、可愛さの全てを兼ね備えていて、かつ、笑顔を崩さず歌い切った姿は、本当に頼もしかったです。
全てを自在に操る平山さんは、もはやハロプロ屈指の表現者だなと。
その背中が、未来のアンジュルムを照らす
そして、平山さんの凄さは、表現力だけじゃなく、その場の空気を変える力。
遠くからでもすぐに分かる、独特のオーラ。
既にアンジュの中心として存在感を放っていて、どの場面でも軸になっているのがよく分かります。
平山さんもの要の一人。
下井谷幸穂さん

躍動するダンスと表現力
桜梅桃李ツアーを通して、下井谷さんのパフォーマンスに明らかな進化を感じました。
長い手足を活かしたダイナミックなダンスが冴え渡るシーンもあれば、その一方で、ふとした表情の繊細さにハッとさせられることも。
特に今日のライブでは、「美々たる一撃」や「忘れてあげる」では、下井谷さんのパフォーマンスが曲調にピタッとハマってましたね。
と思ったら、MCでは、爆笑する無邪気な笑顔も。
ギャップも含めて、全てが魅力的な存在。
誠実さが見て取れる、未来が楽しみな存在
自分が下井谷さんに感じることは「誠実さ」です。
桜梅桃李+のMCでは、自分の課題としっかり向き合いながら着実に前進しているその姿勢を感じて、自然と応援したくなります。
下井谷さんが、これからもっと輝いていく未来が、楽しみで仕方ありません。
後藤花さん

覚醒が止まらない、驚異の成長曲線
研修生時代を見てるヲタクからすると、後藤さんの成長ぶりには、心底驚かされました。
以前からポテンシャルは感じていたけれど、もはや最年少という言葉が似合わないほどの完成度。
「ドンデンガエシ」では鋭いリズム感で攻め、「ミステリーナイト」では先輩から引き継いだパートを堂々を歌い切り、終始、存在感を放っていた。
歌声にも自信が宿り、まさに「まだまだ覚醒を続ける」という空気を纏っていた。
可憐で力強く、感情を揺らす存在へ
「交差点」で涙をこらえきれなかった表情。
でも、どこか可愛らしくて、あの瞬間に胸をつかまれたヲタクも多いはず。
かつての佐々木さんを彷彿とさせるほど。
とってもエモーショナル。
この先、どんなパートを受け継ぎ、どんな感情を響かせていくのか、楽しみで仕方がないです。
ライブ映像
ライブ映像がYou Tubeで公開されています。そのまま再生ボタンを押すと、そのシーンの冒頭から視聴できますので、是非チェックしてください。
開演前の円陣 ~ 地球は今日も愛を育む
卒業セレモニー ~ 帰りたくないな。
愛すべきべき Human Life
終演後 ~ 上國料萌衣コメント
終わりに
【Blog更新】 アンジュが大好き 上國料萌衣 https://t.co/5rYnzoAka0 #ANGERME #アンジュルム #ハロプロ pic.twitter.com/zmZKZ3HYEG
— アンジュルム (@angerme_upfront) June 19, 2025
上國料さんが届けてくれた「ありがとう」と「大好き」の連続に、心が震えっぱなしの時間でした。
かみこの想いは、しっかりと後輩たちに受け継がれ、アンジュルムの未来を照らし続けていくはず。
かみこ、本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとう。
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